弁理士の多くが特許庁OBという点に注力している特許事務所「第一国際特許事務所」の特徴や品質管理体制について調査しました。
クライアント企業にとって知財の多様な展開をサポートすべく、第一国際特許事務所では知財のコンサルティングでもリサーチや研修、そして各種提案と柔軟で幅広い対応をしています。
例えば、社外発明表彰では企業としてのイメージ向上といった広報的価値が生まれます。また、知財業務の担当者や発明者自身に対する研修なら、専門スキルを持つ人材育成といった結果が期待できるでしょう。
第一国際特許事務所には特許庁の審査官や審判官といったキャリアを持つ、ベテラン弁理士が複数在籍しています。担当していた分野に精通しているのはいうまでもなく、特許庁側の視点を熟知している点は、出願戦略を策定する際も大きな武器になると思います。
専門分野の異なる特許庁OBが多数在籍していることは、相談する企業から見て信用に値するでしょう。
特許庁OBが揃っている第一国際特許事務所には、外国出願にも精通しています。各国における特許庁に相当する組織や制度など、国による経済事情との関係も大きく、こうした情報のキャッチアップについても官僚として要職に就いていた経験が活かされるもの。
特許出願では、パリルートやPCTルート、EPCルートなど最適ルートでの対応が可能。商標でいえば、マドリット・プロトコルといった条約を使うなど、外国代理人のネットワーク活用も含めて、案件に合った対応をしてくれます。
特許事務所「第一国際特許事務所」の代表弁理士について調査しました。
第一国際特許事務所の所長である関和郎弁理士は特許庁OB。電気通信大学通信工学科を卒業して、半導体やコンピュータに関する専門知識を有しています。
特許庁審査官時代はその専門性を活かして半導体機器や計算機応用分野を担当。審査基準室や日中経済協会の北京事務所や知的財産研究所といった財団法人を経て、最終的には2011年に特許審査第四部長に就任しています。
第一国際特許事務所に入所したのは2013年。2014年には所長の職に就いています。
所在地 | 東京都千代田区岩本町3-5-12 ユニゾ岩本町三丁目ビル南館 5F |
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設立年 | 2001年 |
問い合わせTEL | 03-5835-5311 |
在籍弁理士数 | 12名 |
対応技術分野 | 記載なし |
第一国際特許事務所の一番の特長といえるのが、所属弁理士の多くが特許庁OBだということ。2014年から所長を務める関和郎弁理士をはじめ、審査官や審判官として特許業務に従事してきた人材が揃っていて、それぞれ担当分野が異なることで幅広い分野をカバーしています。
その分、弁理士はベテラン揃いといった事務所で、若い起業家には敷居が高く感じるかもしれません。一方、異なる視点での助言や提案が期待できる可能性もあります。
所長弁理士 坂本智弘
所属
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