スタートアップや中小企業の知財戦略に注力している特許事務所「みなとみらい特許事務所」の特徴や品質管理体制について調査しました。
みなとみらい特許事務所の公式HPによると、これまでのクライアントは5000社以上あって、90%以上がスタートアップや中小企業とのこと(2021年8月調査時点・公式HP)。事務所のミッションとしても「日本の中小企業の支援」を打ち出していますし、特許や商標、意匠に関してリーズナブルなサービスを提供してくれる特許事務所といえるでしょう。
現在では大学や大企業も関わるプロジェクトで、知財戦略のプランニングや実務サポートまで手掛けています。
参照元:みなとみらい特許事務所HP(https://www.mm-patent.com/aboutus/)
みなとみらい特許事務所の知財戦略提案は、いってみればオーダーメイド型のサービス。依頼する事業者側の業種業態や予算、規模感といった実状にマッチするようなプランを立てて、実施までをサポートしてくれます。事務所側の既製サービスではないので、先進的なビジネスプランを持つスタートアップとの相性もよさそうです。
また、みなとみらい特許事務所では知財についての無料相談にも対応。公式HPの問い合わせフォームから受付しています。
みなとみらい特許事務所の公式HP内には「初めて特許取得をお考えの方へ」と題して、特許取得費用が記載されています。
出願の初期費用が約35万円、特許取得までの費用は3年分の維持費用込みで約45万円、総額約80万円。特許維持の年間費用は10年間約25万円、20年間の満了までだと約100万円。
起業時の事業計画で、必要コストとして検討する際、実にシンプルでわかりやすい費用体系といえます。
特許事務所「みなとみらい特許事務所」の代表弁理士について調査しました。
みなとみらい特許事務所の所長を務める辻田朋子弁理士は特定侵害訴訟代理人でもあります。
お茶の水女子大学理学部生物学科の卒業で、専攻はバイオテクノロジー。2005年に弁理士登録を果たし、5年後の2010年にみなとみらい特許事務所を設立しています。
精通する分野はバイオテクノロジーを筆頭に医薬・化粧品・食品といった関連化学から、医療・診断機器やソフトウェアまで、広範にわたっています。特許だけでなくライセンス契約や知財教育などもサポートしてくれるので、知財に関するビジネスモデルを持つ企業なら多様な相談・依頼ができるでしょう。
所在地 | 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-3-1 クイーンズタワーA 8F 沖縄オフィス:沖縄県沖縄市仲宗根町33-1 2-B |
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設立年 | 2010年 |
問い合わせTEL | 0120-088-048 |
在籍弁理士数 | 5名 |
対応技術分野 | 電気・電子・IT:コンピュータ、通信機器、電気・電子機器、家電製品、IoT、センシング、ヒューマンマシンインタフェース、アプリケーション、ビジネスモデル、生産管理システム、電子回路、電気・デジタル回路、電子制御、通信 物理・機械:音楽・音響機材、測定用精密機器、自動車、自動二輪車、自動車部品、船舶機器、切削加工技術、半導体製造、精密測定技術、射出成型機、排ガス処理、搬送機器、医療機器、衛生機器、照明機器、施術用器具、生活関連製品、建築土木 化学・バイオ:食品製造技術、機能性食品(サプリメント)、化成品、医薬、DDS(ドラッグデリバリーシステム)、医療画像診断、医療用器具、樹脂材料、機能性高分子、遺伝子工学、PCR関連技術、免疫測定技術、細胞培養技術、洗浄剤、塗料、有機合成、実験試薬、質量分析 |
スタートアップや中小企業にとって、みなとみらい特許事務所は知財関連の戦略策定から手続きなどの事務作業まで、ワンストップで相談・依頼できるパートナーともいえます。
対応技術分野は多岐にわたっていて、特許・意匠は技術分野別に3つのチームがあり、知財管理や商標も専門部署があり、様々な担当者が多面的にサポートしてくれるでしょう。
所長弁理士 坂本智弘
所属
所長弁理士 曽々木太郎
所属
所長弁理士 木村高明
所属
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