ソフトウェア・情報処理と電気通信関連に特化している点に強みを持つ特許事務所「オーブ国際特許事務所」の特徴や品質管理体制について調査しました。
オーブ国際特許事務所の公式HPには、特許査定率などが掲載されていて、特許庁の全体比率よりも高い結果を出しています。以下に一部を抜粋してみましょう。
数値はあくまで目安という但し書きもありますが、特許請求範囲のポイントや広さを策定することや、反論時は論理展開によって審査官の理解を高める工夫をしていることなどが理由として掲げられています。
知財関連の顧問業務について、オーブ国際特許事務所では無料相談や手数料割引があるということが、公式HPの国内特許業務に関するページに記載されています。
もちろん出願などの各種手続きや訴訟のサポートなども対応していますし、特許出願や審査経過のセカンドオピニオンや先行調査、鑑定など、スタートアップ企業や起業家が知財業務の一部を相談したいといったニーズでも頼りになると思います。
オーブ国際特許事務所の対応技術分野は大きく分けてふたつ。ソフトウェア・情報処理と電気通信関連です。
ソフトウェア・情報処理はビジネスモデルや人口知能などが中心、電気通信関連は電子機器や通信装置などが中心で、これらに特化して知財関連業務を請け負っています。対応エリアも国内・アメリカ・中国に特化。2022年3月末まで、AI特許出願お試しパックを実施しているので、興味のあるスタートアップは要注目です。
特許事務所「オーブ国際特許事務所」の代表弁理士について調査しました。
オーブ国際特許事務所の青木修代表弁理士は東京大学工学部原子力工学科を学科首席で卒業、その2年後の1995年には東京大学大学院情報工学を修了して工学修士となっています。
弁理士登録は1999年のこと。複数の特許事務所勤務を経て2006年に独立開業を果たし、現在に至ったというわけです。
また、資格関連では情報処理系の第一種テクニカルエンジニアや第三種電気主任技術者、語学系ではTOEICで885点(2003年)・805点(2010年)、さらに工業英検2級や中国語HSK3級を取得。国内外で技術系の知財関連業務を請け負うために、多様なスキルを習得する真摯な人柄が見てとれます。
所在地 | 東京都千代田区飯田橋3-3-11 新生ビル5F |
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設立年 | 2006年 |
問い合わせTEL | 03-6272-6348 |
在籍弁理士数 | 1名 |
対応技術分野 | 情報処理・ソフトウェア・ビジネスモデルなどのコンピュータ関連分野およびネットワーク関連分野 電気分野(電力関連)および電子分野(電子・制御・通信関連) |
オーブ国際特許事務所は対応技術分野をソフトウェア・情報処理と電気通信関連にフォーカス、エリアも日本国内とアメリカ、中国に特化した特許事務所である点が一番の特色。代表弁理士の技術知識や語学力を活かせるという理由と思われますが、AI関連やビジネスモデルなどIT関連ベンチャーの多くが注目する知財でもあり、特化型特許事務所ならではの強みを期待したいところ。
所長弁理士 坂本智弘
所属
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