グローバルな対応力と所内のシステム開発部門に強みを持つ特許事務所「特許業務法人 オンダ国際特許事務所」の特徴や品質管理体制について調査しました。
オンダ国際特許事務所は、関連会社として中国の上海と台湾の台北にセブンシーズIPコンサルティングという拠点を持っています。
そして、アジア圏だけでなくグローバル対応の出願実績があり、公式HPによると世界100ヶ国1700を越える規模の現地特許事務所との連携も可能。人材としても米国特許弁護士と中国弁理士が複数在籍しているので、海外とのやりとりもスムーズにできる体制が整っています。
オンダ国際特許事務所には知財関連の中でもさらに細分化した専門スキルを持つスタッフが揃っています。それもあって、特許調査から出願、係争事件対応をはじめ知財戦略やコンサルティング、教育・研修まで事業者が必要とする知財関連業務をトータルサポートしてくれます。
また、所内には図面作成部署があり特許図面をCADオペレーターが作成。量が多くて時間が少ないケースでも相談できる体制が整っています。
オンダ国際特許事務所にはシステム開発部門があって、内部にSEがいるのも特許事務所としてはアピールポイントとなっています。
これは、複数の拠点をネットワークして、300名を越えるスタッフが従事する特許事務所にとっての、セキュリティやトラブル対策の一環。プラスして、明細書のミスをチェックする独自ソフトの開発や事務作業の効率化など、IT企業に見られるDXも進んでいることの表れです。
特許事務所「オンダ国際特許事務所」の代表弁理士について調査しました。
オンダ国際特許事務所の所長は恩田誠弁理士。中央大学法学部法律学科で法律の知識を身に付けた後、フロリダ州立セントラルフロリダ大学では工学部電子工学科ではエンジニアリングの専門知識を習得しています。
弁理士登録は1994年、特許の担当分野は電気や電子、ソフトウエア、機械。意匠や商標案件にも対応しています。
外部活動では、知財関連のセミナー講師や執筆でも精力的に取り組んでいます。
セミナーは日本知的財産協会や農林水産省農林水産研修所といった公益性の高い組織が主催するものも多数。執筆は知財関連団体の発行物に掲載される論文から、雑誌連載や書籍まで幅広く手掛けている人物です。
所在地 | 本社:岐阜県岐阜市大宮町2-12-1 東京オフィス:東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング45F 大阪オフィス:大阪市北区梅田3-4-5 毎日インテシオ13F |
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設立年 | 1968年 |
問い合わせTEL | 058-265-1810 |
在籍弁理士数 | 39名 |
対応技術分野 | 電気、電子、機械、化学、バイオ等 |
オンダ国際特許事務所は1968年開設で本社が岐阜にある特許事務所。というと地域密着型の老舗タイプのイメージですが、国内では東京と大阪、そして中国と台湾にも拠点を持ってグローバル展開しているのが大きな強みといえます。
スタッフも専門スキルの高い人材を揃え、米国弁護士や中国弁理士を在籍させている多様性が見てとれます。
所長弁理士 坂本智弘
所属
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